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ニワウメ盆栽の育て方と植え替えポイント
ニワウメ盆栽の原産地
2月になると、日本中のあちこちで、
ウメが見られるようになりますね。
中でも、
ニワウメ(庭梅)
というのがあります。
ニワウメはバラ科に属する落葉低木です。
もともとの原産地は中国なんですね。
開花時期としては、3〜4月です。
日本へはかなり古くから渡来し、
外見上は庭桜(にわざくら)に形がよく似ています。
が、庭桜の花弁は八重なのに対し、
ニワウメは一重なので見分けやすいのです。
またニワウメは、枝に沿って沢山の
うすいピンク色の花をつけます。
もちろん、梅の分類なので、
普通の梅と花が似ています。
そのため、昔から庭木としてもよく植えられてました。
ニワウメの植え替えポイント
画像引用元:
ニワウメR(庭梅盆栽)Prunus japonica bonsai
植え替えポイントですが。
3月上旬から4月中旬の間、
または9月中旬から
10月中旬の間に行います。
豆盆栽やミニ盆栽として小さく育てる場合は、
基本的には毎年植え替えるのです。
少し大きな鉢でしたら、
2年に1回でかまいません。
(土例=赤玉土8:桐生砂2)
ニワウメの育て方
育て方ですが、まず、
できるだけ日の当たる場所で管理します。
というのも、日当たりの悪い場所ですと不利です。
育つのは育ちますが、
花つきが悪くなってしまいます。
注意していただきたいのは、
春の芽出しの時期に
アブラムシが発生しやすくなります。
その予防として、サンヨール剤等で予防します。
そして、水を好みますので、
水やりは多めに与えましょう。
ニワウメの果実
もう一つ、ニワウメを育てるうえで、
楽しみなことがあります。
それは
夏になると赤い果実
を熟すのです。
この果実が、ユスラウメにも良く似ていて、
直径が 1 センチほどですが食べられます。
ウメのキレイな花びらだけではありません。
果実をも堪能できるのが、
この盆栽の醍醐味ですね。
さて、ニワウメ盆栽の育て方と
植え替えポイントについて話しました。
それでも、まだアナタは何かしらの不安があるはず。
そういうアナタのために
(見出し)1から盆栽を育てられる講座
をご紹介します。
ニワウメをはじめとする花盆栽は、
桜やその他の梅と同様に、
育て方にある共通点があります。
その秘密が気になるのでしたら、
その目で確かめてみましょう。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
ニワウメ盆栽の育て方
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